【就職前の学生さん必見!】文系の私でもわかったIT就職する前にすぐやるべきことについて解説

IT業界

近年インターネットやAIの発展によりIT企業が進展してはいますが、就職するとなればなかなかハードルが高そうですよね…。

自身の大学のランクがあまり高くないからといって就職をあきらめかけているかもしれません。また、ブラック企業にあたるかもしれないといった心配もあります。

そこで今回は、就職についてかなりリサーチを行った私が、たとえ未経験からであっても新卒でIT就職をする方法、またその中でもブラック企業を避ける方法について紹介いたしますのでぜひ最後までお読みください。

ITについて

そもそもITとはいったい何でしょうか。

ITとは「Information Technology(情報技術)」の略で、インターネットなどの通信と、コンピュータなどの情報機器を組み合わせて活用する技術の総称です。
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/column/iot/ict-iot.html

ITは主に5つの業界があるといわれています。

ちなみに業界>職種>職業という順にどんどん事細かになっていくので、ITというのはかなり大きなくくりであることがわかりますね。

その主な5つとは

  • ソフトウェア業界
  • ハードウェア業界
  • 情報処理サービス(SI)業界
  • インターネット・Web業界
  • 通信インフラ業界

があげられます。

IT業界であったほうがよくてかつ取りやすい資格とは⁉

5つの業界のうちにすべての土台となる資格は基本情報技術者試験でしょう。

実際、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)という、試験を実施している団体からもこの試験からうけるのがおすすめと記載されています

最近までは半年に1回の試験でしたが、現在はほぼ年中受験可能で、申し込みから最短3日で受験することができます。

また、仮に失敗しても合否通知をもらった日から再度申し込みすることもできますから安心ですね。

資格サポートの会社の記事を参考にすると、勉強時間は50~200時間でできるそうです。

基本的なIT関連の資格としては、基本情報技術者試験は唯一の国家試験であるため、一定のスキルがあるという証明にもなります。

事実、こちらのアンケートによるとIT企業の約3人に2人が資格取得の補助をしていたり、約2人に1人が昇給の目安にしてると言われています。

また、こちらの試験より一段階レベルの低いITパスポートですら、受験者の中での学生の割合は約3割であるため、基本情報技術者を取得している学生はもっと少ないと考えられます。

よって新卒の就活などでは有利に働く可能性が高いです。

<参考>https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html
<参考>https://studying.jp/kihonjoho/about-more/kiji-1.html
<参考>https://news.mynavi.jp/article/20220828-2436134/

文系でもIT業界に就職できるのか

結論からいいますと、募集文に理系学部からと書かれていない限り就職できるでしょう。

よく言う学歴フィルターというのはそれしか判断材料がないからつけているだけであって、きちんと自分で資格や制作物をつくれることをアピールすれば問題ないでしょう。

2019年度のIPAの調査によると企業はIT業界の人材不足について約9割がそう思うと意見したそうです。

このことからきちんと将来性もあることがうかがえますね。

また、ITはつねに進化していくため、文系理系を問わず仕事をしながらも勉強を平行しなければなりません。

そういった理由から学歴や学部はあまり重要視されていないのでしょう。

<参考>https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd104300.html

IT業界の就職の勉強は独学可能?

資格取得の範囲でなら独学で可能でしょう。

先ほどかいた基本情報技術者の資格はプログラミング言語が試験範囲になっていないため、過去問演習のみで合格点は取れます。

ですがもっと社内でキャリアアップしていきたいと考えている場合、その学んだ技術から何を応用していけばいいのかといった点については、独学であると少し厳しいかもしれません。

私はここで株式会社スキルハックスをお勧めします。

<リンク>https://skill-hacks.co.jp/

プログラミング講座は受けていないものの、私はこちらの会社の別講座であるライティングハックスを受講していました。すると1か月でクラウドワークス等で受注ができました。

もちろんプログラミングとなるともう少し成果がでるまで時間がかかるかもしれませんが、スキルハックスは一定の評価があるためぜひ入会するのがおすすめです。

もしもっていればより一層就職で強みになることが間違いないでしょう。

IT業界によって仕事内容に違いはあるの?

就職初期の段階では特にないでしょう。基本的にプログラミングをすることが主な仕事です。

ただしハードウェア業界では機械本体を制作するための制作図や回路図の知識が必要です。

また、SI業界ではデータサイエンティスト、web業界ではwebデザイナーやSNS運用など、プログラマーとは少し離れた職種もあります。

さらに、ITの知識を必要とした営業職などもあります。

ITはブラックと言われてるけど本当?

職業にもよりますが、単純作業のイメージが多いのがテストエンジニアでしょう。

しかもそれに加えて責任が多いのが難点です。というのも、コードに問題があるまま納品してしまえば
、上層の会社との信頼度が落ちてしまいますからです。

もちろん、集中力や忍耐力を培うメリットもありますが、就職の際には避けた方が無難でしょう。

また、多重下請け構造といって、ソースコードを中小企業へ外注する会社もあります。

下請けを承っている会社の場合、納期がせまっていたり、突然の内容変更などもあって上層の会社に振り回されてしまうのが難点です。

中小企業でも、予算が潤沢でかつ自社開発を行っているところであればあまり残業がないでしょう。しかしその予算を図る術はないため、これもなかなか難しいです。

会社を探す際にはある程度規模が大きいところを探しましょう。

IT企業の働き方

テレワークが多い

IT企業の働き方で特徴的なことといえば、テレワークでしょう。

実際、パーソル総合研究所の調べによると、専門・技術サービスの業界では2024年現在、35%以上の会社がテレワークを行っています。

総務省統計局が調査した通勤時間は、片道40分というデータがありますから、テレワークになるだけでその日は1時間強も時間が節約できるのです。

<参考>https://rc.persol-group.co.jp/news/202408221000.html

副業に応用しやすい

就職の際に給与が気になることがよくありますよね。

ですが給与だけを主軸として選別していますと、いわゆるブラック企業にあたるケースもあるかもしれません。

かといってあまり残業や休日出勤がない会社を選んでしまうと、必然的に給与が下がります。

そこで私は副業を視野に入れることをおすすめします。

上記の理由に加えて、ITの技術は副業にも応用しやすいので、すぐ副業にも手がだせるのがいい点です。

また、新しい技術の勉強もできますのでスキルアップにつながり、本業にも生かせるでしょう。

ジョブ型雇用もある

新卒で働く場合はほとんどメンバーシップ採用(正社員)でしょう。

しかしIT業界の中にはジョブ型雇用というのも存在します。

その職務に対して専門で働くことが目的のジョブ型雇用は、従来の働き方のように残業や転勤がなく、ジョブディスクリプションを基準に、職務の成果に応じて報酬も上がることが大きな特徴です。

<リンク>https://www.geekly.co.jp/column/cat-jobsearch/apply/2012_033/#–2

ただし特定のスキルがないと難しいため、新卒の段階では少し厳しいかもしれません。

ですがIT業界は、こういった新しい雇用の仕方に対応できる業界なので、自分らしく生きる道ができるのがメリットです。

まとめ

IT企業に勤めるためには常に勉強しなければいけませんが、高収入を目指せたりスキルアップができるなど、種々の生き方ができます。

はやく資格を身に付け、周りとの差別化を図ってみてはいかがでしょうか。

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