「エラーコードばかりが出てきてプログラミングに苦手意識が出てきた」「そもそもコードの文法を理解するのに時間がかかる」そんな悩みを抱えていませんか?
自分には才能がないのかも…と思っている方もいるかもしれません。
ですが、プログラミングは才能がある人ができるわけではなく、意識に差があるのです。
実際、プログラマーとして活躍している人の3~4割は文系出身です。
今回は、プログラミングを学習中に苦手と感じている人が、得意になる方法について解説していきます。
現在、プログラミングはとても需要のある職業なので、ここで諦めのはもったいないです。
プログラミングが苦手になりやすい特徴5選
他の職業と比べて習得期間が長い
侍エンジニアの調べによるとエンジニアになるために平均的に2000時間を超える学習が必要です。
フリーランスとして上げられる職業の中ではかなり長期間の勉強になります。
他の職業と比べてみると、例えば動画編集であれば2日詰め込み、つまりおおよそ20時間で実務レベルまで駆け上がれるスクールも存在します。
また、webライターであれば、レビュー記事や感想記事などの、あまり知識がなくても書ける案件がありますので、初月から数千~数万円稼げたという人もいます。
そのような職業と比べると差は歴然としていますから、挫折率が高いのもやむを得ないでしょう。
専門用語が多い
プログラミングではどの言語においても専門用語が多いです。
また、主流のプログラミング言語は英語が多いため、そもそも英単語の意味がわからないとコードの理解に時間がかかります。
さらに、言語は頻繁にアップデートされることがあります。
例えばJavascript言語は、2015年以降、マイナーものも含まれていますがそれでも年に1回はアップデートされています。
ですから理解しなければならない専門用語が多いのです。
独学をしている
独学をしていると、理解できないときに相談する人がいないため、学習段階でつまずいてしまいます。
また、スクールに入るのと比べて、金額面で比較的ローリスクで学習しているため、サンクコスト効果が発揮されません。
サンクコスト効果とは、投資を無駄にしないために回収しようとする意志が強くなることです。
エラーやバグが解決しない
まず、エラーとバグの違いを説明します。
エラーは人間の不注意によりコードにミスがでること。
バグは不完全なコードにより実行時に正常に作動しないことを言います。
つまり、エラーがあってバグが起きるのです。
コードを書く環境によっては、どの部分でエラーをしているかを表示してくれるものもあります。
ですが、コードは完全に仕上がっているが、実行したときに自分が想定していたものと動きが違う場合は、コードはあっているため、エラーメッセージが表示されません。
なので自分で探さなければならないのです。
明確な目標がない
そもそも一言にプログラマーといってもweb系やゲーム系、通信系など、様々な種類があります。
ですからどのような系統に携わりたいかを考えずに、ただ漠然と言語学習していくだけであると、ゴールが見えてこないためモチベーションが維持しずらくなるでしょう。
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調べる癖をつける
開発の仕事においては、わからないことがあればすぐに調べることができます。
Google検索でなかなか見当たらないときは「ラッコキーワード」で関連サジェストを調べてみるのもいいでしょう。
ダブルコーテーションを使用してより精度を高めて検索することもできます。
また、前述したように、専門用語が多すぎてどのように調べたらいいかすらわからないときがあります。
その場合は何がしたいのかをそのまま日本語で打ち込んでみるのもおすすめです。
簡単な制作物から作ってみる
一つ一つの基礎的なプログラミングの文法が理解できていても、それらを組み合わせて大きなプロジェクトをつくるのは初心者にとって難しいでしょう。
なので、まずは簡単なコードですぐに理解、実行できるものを作成しましょう。
例えばさいころの数字をランダムに、ブラウザではなくコンソール上に生成するコードは、解説付きでネット上にたくさんあります。
私がほぼ初心者の時に試しに作成した際も、10分ほどで完成したのでおすすめです。
スクールに入る
スクールに入ることで、躓くポイントを減らし、また、投資額を取り戻すためにモチベーションが維持されるでしょう。
講師と面談することによって、明確な目標を立てたり悩みを相談することもできます。
完璧主義を捨てる
初めから、プログラミングの文法や概念を完璧に理解しようとしてからコードを書くのはやめましょう。
実際に、クラウドワークスが行った調査によると、プログラミングを効率よく身に付けるには、書きながら理解することが多いそうです。

処理の流れを紙に書きだす
コードを制作する際、日本語でコメントを打ち込むことはできますが、文字だけで理解しようとすると難しいです。
その時は図や矢印をつかってノートにどの処理で迷っているか一度書き出してみることをおすすめします。
この時、論理的思考力も身につくため、次第にコードのミスが少なくなり一石二鳥です。
習得しやすい言語を学ぶ
初心者の場合、「言語の文法自体が簡単」なものを選ぶと、習得しやすいかもしれません。
しかし作られたのが比較的新しい言語などの場合、そもそも情報が少ない場合もあります。
ですので、言語に対して情報はどれぐらいあるかも視野にいれながら、別の言語を探すのもいいかもしれません。
個人的には「Javascipt」をおすすめします。
まとめ
このように、プログラミングは才能ではなく意識が関係していきます。
年々増加していくプログラマーの需要についていけるように、皆さんも実践していくのはどうでしょうか?
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